山梨県言語聴覚士会 第6回学術大会開催のご案内
平成25年11月10日、山梨英和大学グリンバンクホールにて、山梨県言語聴覚士会第6回学術大会を開催させていただくことになりました。
現在進められている社会保障制度改革において、医療・介護分野では、「病気・要介護状態になっても、なるべく早く住み慣れた地域でその人ら
しく生活する」ことを目指し、「医療機能の分化・連携」「地域包括ケアシステムの構築」という観点で施策が進んでいます。「医療から介護へ」「病院・施設から地域・在宅へ」という流れを円滑にするために、医療と介護
の見直しが行われています。
社会制度が変化する中で、我々言語聴覚士には介護保険領域も含めて長期的な生活支援が求められています。その他のリハ関連領域においても、これまで以上に専門的な機能回復訓練や在宅での生活を想定した訓練の提供、各領域間の協働が重要かつ必要となります。また、介護予防やターミナルへの介入が求められるなど我々の職域は広がりつつあります。
このような時代の流れをふまえ、大会のテーマを「再考!! 言語聴覚療法の専門性と可能性〜制度と現状をふまえて〜」といたしました。
今大会では、医療・介護サービスのあり方が「地域完結型」に変わっていく中で、コミュニケーションや嚥下に問題のある方を支える専門家として、それぞれの立場で何ができるのか、また、今後の言語聴覚療法にどのような可能性があるのかを、共に考える機会としたいと思います。
午前の一般口演では、8名の先生方に日頃の臨床や研究の成果を発表していただきます。内容的にも多岐にわたっており、言語聴覚士の臨床の広がりを実感しています。
午後は特別講演として、山梨県福祉保健部長寿福祉課の貫井信幸氏と介護老人保健施設 マロニエ苑の黒羽真美先生をお招きします。行政と言語聴覚士という異なる立場から、地域・在宅での高齢者の生活を支えるための示唆に富んだお話が伺えると思っております。
今大会が実り多きものとなりますよう、多くの皆様のご参加、ご協力をお願いいたします。
末筆になりましたが、大会の成功に向けて準備にあたって下さっている実行委員の方々に心より感謝申し上げます。
第6回学術大会概要
テーマ:
「再考!!言語聴覚療法の専門性と可能性〜制度と現状をふまえて〜」
期日: 平成25年11月10日(日)
時間: 9時30分〜16時30分(受付:9時より開始)
場所: 山梨英和大学
大会長: 河西 祐子(春日居サイバーナイフ・リハビリ病院)
実行委員長: 中村 晴江(甲府城南病院)
会費:
事前登録 会員・学生 1,000円(昼食代含)/非会員 2,000円(昼食代含)
当日参加 会員・学生 1,000円(昼食無し)/非会員 1,000円(昼食無し)
事前登録は、10月19日(土)までに氏名・所属・連絡先・懇親会への参加の有無と、会員/非会員/学生のいずれであるかを明記して下記宛てご連絡ください。
11月1日(金)以降のキャンセルにつきましては、キャンセル料をいただきますのでご了承ください。
内容:
1. 口演発表(8演題)
2. 特別講演1
「高齢者を取り巻く現状や今後について」
介護保険・介護予防・地域包括ケアをとおし、私たちにできることは?
講師 貫井 信幸 先生(山梨県 福祉保健部 長寿社会課)
3. 特別講演2
「生活の再構築を支援する言語聴覚療法
‐その人らしい生活の実現を目指して‐」
講師 黒羽 真美 先生(介護老人保健施設 マロニエ苑)
*当日は東日本大震災のチャリティーバザーを行います(昼休憩に開催)。
懇親会のお知らせ
期日:平成25年11月10日(日)
時間:18時00分より(17時30分開場)
場所:ショコ・ラ
(電話:055-227-7455 住所:甲府市国玉町976-3 青沼通りすき家奥)
会費:4,000円(ソフトドリンク・アルコール共に飲み放題)
* キャンセルされる場合は、10月31日(木)までに下記にご連絡をお願い致します。それ以降は、キャンセル料が発生しますので、予めご了承ください。
*学術大会に参加できない方の懇親会のみの参加も可能です。
第6回学術大会及び懇親会参加申込先
春日居サイバーナイフ・リハビリ病院 言語療法科
メールアドレス: st@kasugai-reha.com
FAX:0553-26-4366 TEL:0553-26-4126
山梨県言語聴覚士会 第6回学術大会 事務部