山梨県言語聴覚士会 第9回学術大会開催のご案内
この度、一般社団法人山梨県言語聴覚士会第9回学術大会を平成28年11月27日(日)に山梨大学医学部キャンパスで開催させて頂くことになりました。近年、言語聴覚士が活躍する領域は幅広く、また様々な制度の変化に伴い、活動範囲は変化を続けています。しかし、まだ言語聴覚士について十分に知られているとは言えない現実があります。そこで今回の学術大会のテーマを「繋げる・支える・考える」〜我々の実力と未来〜とし、山梨県内STの現状を知ると共にこれからのST領域について考えてみたい、というコンセプトから企画致しました。
特別講演では山梨大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授の増山敬祐先生より「嚥下障害に対する耳鼻咽喉科医の役割」、一般社団法人日本言語聴覚士協会会長の深浦順一先生より「言語聴覚士と言語聴覚療法の未来」と題してご講演を頂きます。新しく有益な知識が多く得られる絶好の機会ですので、ご期待頂きたいと思います。また一般口演では7名の先生方から日々の臨床や取り組みの成果が発表されます。会場では活発な討議をして頂きたいと思います。さらに、本大会では初めての試みとして会場に各施設の紹介ポスターを掲示し、山梨県内ST同士で情報交換ができる場を設けたいと考えております。昨今、2025年の地域包括ケアシステムに向けて地域で活躍するSTが求められていますが、山梨県では病院などの医療機関では80%以上、地域など介護分野では約5%でSTが活躍しているのが現状です。医療から介護におけるリハビリのスムーズな移行を目指し、地域包括ケアシステムに向けた山梨県内STの情勢を共に分かち合って頂きたいと思います。
最後に、会員の皆様にとって学術大会が実り多いものとなりますよう、ご参加とご協力を心よりお願いいたします。また、本大会の開催にあたり、準備・運営に携わっております実行委員の皆様に深く感謝申し上げます。
第9回学術大会概要
テーマ:
「繋げる・支える・考える」〜我々の実力と未来〜
期日: 平成28年11月27日(日)
時間: 9時20分〜16時30分(受付開始:8時50分〜)
場所: 山梨大学医学部キャンパス 臨床大講堂
大会長: 赤池 洋(山梨大学医学部附属病院)
実行委員長: 小池 京子(国立病院機構甲府病院)
会費: 1,000円(お弁当なし)/ 1600円(お弁当あり)
内容:
1. 口演発表(7演題)
2. 特別講演T
「嚥下障害に対する耳鼻咽喉科医の役割」
講師:
国立大学法人山梨大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
教授 増山 敬祐
3. 特別講演U
「言語聴覚士と言語聴覚療法の未来」
講師:
一般社団法人日本言語聴覚士協会 会長 深浦 純一
座長 : 内山 量史 (春日居サイバーナイフ・リハビリ病院)
*当日は東日本大震災のチャリティーバザーを行います(昼休憩に開催)。
詳細は下記プログラム及び会場案内をダウンロードしてご覧ください。