山梨県言語聴覚士会 第15回学術大会開催のご案内
ご挨拶
この度、一般社団法人山梨県言語聴覚士会第15回学術大会を令和5年12月17日にオンラインで開催する運びとなりました。 第1回大会が平成20年に開催されて以降、学術大会は今回で第15回を迎え、県士会の柱となる事業として会員の皆様で大切につないできました。また、日頃それぞれの職場で活動している会員同士が密につながってつくり上げてきた歴史がここにはあります。今大会では、当士会の強みである所属の垣根を越えたつながりを活かし、言語聴覚療法、そして言語聴覚士を必要とする全ての方々の明るい未来をつくっていきたいとの想いから、テーマを「つなぐ つながる つくる〜言語聴覚領域の未来〜」にしました。 また、目前に迫った令和7年の地域包括ケアシステムの構築に向け、よりシームレスな連携・つながりを求められている中、本県においては医療分野に携わる言語聴覚士が多数を占め、介護分野との偏在化が進み、地域での受け皿が多いとは言えない状況の中、急性期・回復期と地域・在宅をどのようにつなぎ、いかにそのシステムをつくり上げていくのかは大きな課題となっています。その課題を皆様と考えていくためにも、この場が何を「つなぎ」誰と「つながり」どのように「つくる」のかを共有できる機会となれば幸いです。 今大会の特別講演では、飯干紀代子先生(志學館大学)をお招きし、「認知症の人へのコミュニケーション支援−神経心理学的な視点で分析する・生活を支える・ICTを活用してみる−」と題して、ご講演いただきます。地域や臨床現場で数多く出会う認知症の人をどのように評価・支援していくべきか、言語聴覚士としての専門的な見地からのお話が伺えると思います。更に、シンポジウムでは、回復期セラピストマネジャーである渡邉光子先生(西広島リハビリテーション病院)、岡崎裕香先生(長崎リハビリテーション病院)をお招きし、回復期リハビリテーション病棟の先進的なチーム医療や、回復期から地域・在宅に「つなぐ」取り組みなどをお話いただきます。また、一般演題では医療・介護・教育と様々な分野から7名の先生方に日々の臨床や取り組みの成果についてご発表いただきます。ぜひ実りある時間となるよう、活発なご討議をお願いいたします。 また、今大会では、会員所属施設の紹介を行います。現地開催は叶いませんでしたが、紹介動画を通じて、会員、各施設の特色を知り、更なる交流や連携に「つながる」こと、そして、今大会が皆様とともに山梨県の言語聴覚領域の明るい未来を「つくる」新たな一歩となることを願っております。 最後になりましたが、今大会の開催にあたり、準備を進めていただいた第15回学術大会実行委員の皆様に深く感謝申し上げるとともに、多くの会員の皆様のご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。
この度、一般社団法人山梨県言語聴覚士会第15回学術大会を令和5年12月17日にオンラインで開催する運びとなりました。 第1回大会が平成20年に開催されて以降、学術大会は今回で第15回を迎え、県士会の柱となる事業として会員の皆様で大切につないできました。また、日頃それぞれの職場で活動している会員同士が密につながってつくり上げてきた歴史がここにはあります。今大会では、当士会の強みである所属の垣根を越えたつながりを活かし、言語聴覚療法、そして言語聴覚士を必要とする全ての方々の明るい未来をつくっていきたいとの想いから、テーマを「つなぐ つながる つくる〜言語聴覚領域の未来〜」にしました。 また、目前に迫った令和7年の地域包括ケアシステムの構築に向け、よりシームレスな連携・つながりを求められている中、本県においては医療分野に携わる言語聴覚士が多数を占め、介護分野との偏在化が進み、地域での受け皿が多いとは言えない状況の中、急性期・回復期と地域・在宅をどのようにつなぎ、いかにそのシステムをつくり上げていくのかは大きな課題となっています。その課題を皆様と考えていくためにも、この場が何を「つなぎ」誰と「つながり」どのように「つくる」のかを共有できる機会となれば幸いです。 今大会の特別講演では、飯干紀代子先生(志學館大学)をお招きし、「認知症の人へのコミュニケーション支援−神経心理学的な視点で分析する・生活を支える・ICTを活用してみる−」と題して、ご講演いただきます。地域や臨床現場で数多く出会う認知症の人をどのように評価・支援していくべきか、言語聴覚士としての専門的な見地からのお話が伺えると思います。更に、シンポジウムでは、回復期セラピストマネジャーである渡邉光子先生(西広島リハビリテーション病院)、岡崎裕香先生(長崎リハビリテーション病院)をお招きし、回復期リハビリテーション病棟の先進的なチーム医療や、回復期から地域・在宅に「つなぐ」取り組みなどをお話いただきます。また、一般演題では医療・介護・教育と様々な分野から7名の先生方に日々の臨床や取り組みの成果についてご発表いただきます。ぜひ実りある時間となるよう、活発なご討議をお願いいたします。 また、今大会では、会員所属施設の紹介を行います。現地開催は叶いませんでしたが、紹介動画を通じて、会員、各施設の特色を知り、更なる交流や連携に「つながる」こと、そして、今大会が皆様とともに山梨県の言語聴覚領域の明るい未来を「つくる」新たな一歩となることを願っております。 最後になりましたが、今大会の開催にあたり、準備を進めていただいた第15回学術大会実行委員の皆様に深く感謝申し上げるとともに、多くの会員の皆様のご参加とご協力を心よりお願い申し上げます。